孫子の兵法-虚実篇

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皆さんこんにちは。今日から8月ですね!

今日は孫子の兵法 DVD(与沢氏)第6章の
まとめにいきたいと思います!

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〓 第6章 虚実篇 〓 

虚実篇の概要

◆ 我が軍の実(主力部隊)を以って敵の虚(スキ)を攻める

◆ 戦いの主導権を得る



(長い漢文は訳から書いています)
【01】
「 先に戦地に処(お)りて敵を待つ者は佚(いつ)し、後(おく)れて
戦地に処りて戦いに趨(おもむ)く者は労(ろう)す

⇒ 先に戦場に到着して敵を待ち受ける方はゆとりがあり、
  後から戦場に駆けつける方は余裕がなく苦しい戦いを
  強いられる。

 『 交渉などに絶対遅刻してはならない、
  早めに到着しておくこと。
    → 自分の本拠地に呼ぶ(ホーム戦略) 』



【0
「 善く戦う者は、人を致して人に致されず 」

⇒ 名将は自分が主導権を握っており、
  他人に引き回されることはない。

 『 主導権を握れない場所にいってはならない
  事業をやるひとはオーディエンスになってはならない 』



【03】
「 能(よ)く敵人(てきじん)をして自ら至らしむるは、
 之を利すればなり 」

⇒ 敵が自分から進んでやって来るように仕向けるには、
  こちらへ来れば利益があるように思わせればよい。

 『 懇願、哀願は下の下 』



【04】
「 能(よ)く敵人(てきじん)をして至るを得(え)ざらしむるは、
 之を害すればなり 」

⇒ 敵をこちらへ来させないようにするには、
    来ると損害を被ると思わせるとよい。



【05】
「 敵、佚(いつ)すれば能(よ)く之を労し、飽(あ)けば能く
 之を飢えしめ、安んずれば能く之を動かす 

⇒ 敵が楽をしていれば疲れさせ、満腹していたら糧道を
    断って飢えさせ、落ち着いていれば仕掛けて動かざる
    を得ないようにする。

 『 絶えず揺さぶりをかける 』



【06】
「 其の必ず趨(おもむ)く所に出で、其の意(おも)わざる所に趨き、
 千里を行きて労せざるは、無人の地を行けばなり 」

⇒ 敵が必ず進出してくる所に先回りしたり、敵が予期しない所に
    撃って出る。しかも、そのために長距離を行軍しても疲労しないのは、
    敵のいないところを選んで行くからだ。

★ 『 誰もが考えないこと、手をつけない分野にこそ大きな可能性がある 』



【07】
「 攻めて必ず取るは、其の守らざる所を攻むればなり。
 守りて必ず固きは、其の攻めざる所を守ればなり 」

⇒ 攻めて必ず成功するのは、敵が守っていない所を攻めるからだ。
    陣地を必ず守り抜くのは、敵が攻めることの出来ない所にいるからだ。



【08】
「 善く攻むる者は、敵、其の守る所を知らず、
 善く守る者は、敵、其の攻むる所をしらず 」

⇒ 攻め方が上手いと敵はどこを守れば良いのか判らない、
    守り方が上手いと敵はどこを攻めれば良いのか判らない。

  『 急所は他人に知られないようにせよ 』



【09】
「 進みて禦(ふせ)ぐ可(べ)からざるは、
 其の虚(きょ)を衝けばなり 」

⇒ 我が進撃して敵が防ぎきれないのは、
    敵の備えのスキを衝くからである。



【10】
「 退(しりぞ)きて追う可(べ)からざるは、速(すみ)やかにして
 及ぶ可からざればなり 」

⇒ 逃げるとなったら素早く逃げれば、
    敵は追いつきようがない。



【11】
「 我と戦わざるを得ざるは、其の必ず救う所を攻むればなり 」

⇒ 敵を戦場に引き出すには、敵が必ず救援に出掛けねば
    ならない所を攻撃すればよい。

    ある企業がある行動を起こしたことによって、
    競合企業がまた別の行動を起こす事が多い。
 
    競合企業のアクションを誘うような行動をすれば
    競合企業を動かす事ができる。



【12】
「 敵、我と戦うことを得ざるは、其の之(ゆ)く所に乖(そむ)けばなり 」

⇒ 敵が攻めて来られないのは、我が、敵の目標方向と
    外れた場所に位置するからだ。

 『 肩透かしを食わせろ。ケンカするようなことは避けよ 』



【13】
「 人に形(かたち)させて我に形無ければ、則(すなわ)ち
 我は専(もっぱ)らにして敵は分かる 」

⇒ 敵の態勢や企図を把握して我の方は秘匿すれば、
    我は思う所に兵力を集中できるが、敵は不安になって
    全ての可能性に備えようとするので兵力は分散する。

 『 自分の事は言うな、相手の事をきけ 』



【14】
「 我は専らにして一と為(な)り、敵は分かれて十とならば、
 是れ十を以てその一を攻むるなり。則(すなわ)ち
 我は衆(しゅう)にして、敵は寡(か)なり 」

⇒ 我は集中して一つになり、敵は分散させて十にすれば、
    我は十の兵力で敵の一の兵力に当ることになる。
    つまり、我は多数で敵は少数となる。



【15】
「 備えざる所(ところ)無ければ則ち寡(すく)なからざる所無し。
 寡なき者は人に備うる者なり、衆(おお)き者は人をして
 己(おのれ)に備えしむる者なり 」

⇒ あらゆる所を守ろうとすると、あらゆる所が兵力不足になってしまう。
    兵力不足になるのは受け身になって兵力を分散させてしまう
    からであって、主導権を握れば兵力に余裕ができる。



【16】
「 戦いの地を知り、戦いの日を知れば、則ち千里にして会戦す可(べ)し 」

⇒ どこで戦うのか、いつ戦うのかを知ることが可能なら、
    それが遠隔地であっても主導的に戦うことが出来る。



【17】
「 之を策(はか)りて得失の計をしり、之を作(おこ)して動静の理を知り、
 之に形(かたち)させて死生(しせい)の地を知り、之に角(ふ)れて
 有余(ゆうよ)不足(ぶそく)の処(ところ)を知る 」

⇒ 予め敵我の利害得失を検討し、敵に働きかけてその反応を見たり、
    敵の態勢を暴露させて地形の有利不利を勘案したり、敵と接触して
    配備の厚薄を知ることが必要だ。

  『 テストマーケティングをする 』



【18】
「 兵を形(かたち)するの極みは無形に至る、無形なれば則ち
 深間(しんかん)も窺(うかが)うこと能(あたわ)ず、智者も謀ること能わず 」

⇒ 理想的な軍の態勢は、敵に判らないようにすることだ。
    そうすれば敵の間者も我の事情を察知できないし、
    敵の知恵者も対策が立てられない。



【19】
「 其の戦いに勝つや、復(くりかえ)さずして形(かたち)は
 無窮(むきゅう)に応ず 」

⇒ 勝利したやり方はもう繰り返さず、
    敵に対応して限りない形をとる。

    成功体験に執着してはならない。

    IBMやAppleのように、新しい事業領域で
    成功する企業もある



【20】
「 水の形は高きを避けて下(ひく)きに趨(おもむ)き
 兵の形は実(じつ)を避けて虚(きょ)を撃つ 」

⇒ 水が高い所を避けて低い所へ流れるように、
    戦闘は敵の強い所を避けて弱い所を狙って
    攻めなければならない。



【21】
「 水は地に因(よ)りて流れを制し、兵は敵に因りて勝ちを制す。
 故に兵に常勢(じょうせい)無く、水に常形(じょうけい)無し 」

⇒ 水が地形によって流れを決めるように、敵情に応じた
    勝ち方を決めるべきだ。水に一定の形が無いように、
    戦い方には決まったやり方というものは無い。



【22】
「 能(よ)く敵に因(よ)りて変化して勝を取る者、
 これを神(しん)と謂(い)う 」

⇒ 相手に順応して自由自在に変化して勝利を得る者は
    真の名将である。

    柔軟な人間の勝ち



【23】
「 五行(ごぎょう)に常勝なく、四時に常位なく、
 日に短長あり、月に死生あり 」

⇒ 絶対の勝者はいないし、四季は常に変化し、日は長短を繰り返し、
    月も満ちたり欠けたりするなど、この世に絶対不変のものは無い。
 
    自然の摂理、社会の法則に逆らって無理押しすべきではない。

    負けることもある、ビジネスも失敗することもあるが
    気にすることはない。

  『 諸行無常の理 』




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少し長くなりましたが、虚実篇はここまでとなります。
遂に半分越しました!

これだけの内容の濃さで、
まだ半分あるところが凄いですが、、

次回の兵法は 「軍争篇」 に移りますのでお楽しみに!




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