孫子の兵法-行軍篇


 みなさんお早うございます!

 いつまで夏が続くんでしょうか、
 でも夏は好きなほうなので嫌ではないです。

 台風の影響で雨が降って今日は涼しそうな予感。

 前回につづき、 「 孫子の兵法 」DVD 第9章
 のまとめにいきたいと思います。


〓 第9章 行軍 〓 

 九変篇の概要

◆ 「陣取り」 や 「敵情判断」 の重要性を指摘

  


【01】
「 客、水を絶(こ)えて来たらば之を水内に迎うる勿かれ。
 半ば済(わた)らしめて之を撃てば利あり 

⇒ 敵が河を渡って攻めてきた時は、水中で迎え撃ってはならない。
   敵の半数が渡りきった時に攻撃するのが効果的だ。

 ( 引くに引かれない状況になった敵に攻撃を仕掛けるのは 
  効果的だ。進言しない。)



【0
「 凡そ軍は高きを好みて下(ひく)きを悪(にく)み、
 陽を貴びて陰を賤(いや)しみ、生を養いて実に処(お)れば
 軍に百疾無し 」

⇒ 軍の布陣は高所が良く、低地は良くない。
   日当たりの良い場所を選び日当たりの悪い場所は避けるべきだ。
 
    その上で健康管理に気をつければ、
   兵士は健康で気力も充実する。

 ( 積極面を強調して明るく振る舞えば、皆ヤル気を出すものだ )



【03】
「 上(かみ)に雨ふりて水沫(すいまつ)至らば、
 渉(わた)らんと欲する者は其の定まるを待て 」

⇒ 上流で雨が降って川面が波立ってきたら、
   それがおさまるまで川を渡るのは待て。

 ( 何らかの兆候を見出したら、その意味する事が判明
  するまでは軽々しく動いてはならない )



【04】
「 遠くして戦いを挑むは、人の進まんことを欲するなり 」

⇒ 敵が近づこうとせずに挑発するのは、
   我を誘い出そうとしているのだ。

 ( 裏の裏をかけ )



【05】
「 其の居る所の易(い)なるは利とするなり  」

⇒ 守るに不利な地形に陣取る敵は、
   囮部隊の可能性がある。



【06】
「 衆樹(しゅうじゅ)の動くは来たるなり、衆草(しゅうそう)の
 障(さわ)り多きは疑(ぎ)なり、鳥の起(た)つは伏(ふく)なり、
 獣(けもの)の駭(おどろ)くは覆(ふく)なり 」

⇒ 木々が動くのは敵が近づく兆し、草むらに仕掛けをして
   いるのはワザと疑わせるためで、鳥が不意に飛び立つのは
   伏兵がいる証拠、獣が驚いて走り出すのは敵の奇襲の兆候。

 ( 大事の前の兆候を読みとらねばならない )

 ※ 源頼朝はこれを知っていて勝つことが出来た戦いがある



【07】
「 辞(じ)の卑(ひく)くして備えを益(ま)すは進むなり。
 辞の強くして進駆(しんく)するは退(しりぞ)くなり 」

⇒ 敵の軍使がへりくだった言葉使いなのに、一方で戦備を
   整えているのは攻撃するつもりだ。
   逆に高飛車な態度をとって進撃する気配を見せているのは、
   退却の兆候である。

 ( 常に虚をつく → 裏の裏をかく )



【08】
「 半(なか)ば進み、半ば退(しりぞ)くは誘うなり 」

⇒ 敵が進んでは退き、退いては進むのは
   我を誘い出そうとしているのだ。



【09】
「 軍擾(みだ)るるは、将、重からざるなり 」

⇒ 陣営内が騒がしく秩序を失っているのは、
   指揮官の威令が行われていないからだ。



【10】
「 諄諄(じゅんじゅん)翕翕(きゅうきゅう)として、徐(おもむろ)に
 人に言うは衆(しゅう)を失えるなり 」

⇒ 部下に向かってクドクドと話したり、媚びるような話し方を
   するのは、部下からの人望を失っている証拠である。
  


【11】
「 数(しば)しば賞するは窘(くる)しむなり、
 数しば罰するは困(こん)せるなり 」

⇒ やたらと恩賞を乱発するのは士気が衰えている証拠だ、
   逆に罰が多過ぎるのは軍令が守られていないからだ。



【12】
「 兵、怒りて相迎(あいむか)え久しうして合わせず、又、
 相(あい)去(さ)らざるは、必ず謹(つつし)みて之を察せよ 」

⇒ 敵が今にも決戦するような勢いを見せながら、
   攻撃してくるでもなく備えを解いて撤退するでもないのは、
   何か企んでいるのだろうから、詳しく敵情判断する必要がある。



【13】
「 兵は多きを益(えき)とするに非(あら)ざるなり、惟(た)だ
 武進(ぶしん)すること無く、力を併(あわ)せ敵を料(はか)りて、
 人を取るを以て足(た)るのみ 」

⇒ 兵力が多ければ良いものでは無い。
   ただガムシャラに突進するのでは無く、味方の兵力を集中して、
   敵情を良く判断して勝つことに努めなければならない。



【14】
「 惟(た)だ慮(おもんばか)り無くして敵を易(かろ)んずる者は、
 必ず人に擒(とりこ)にせらる 」

⇒ 敵情判断もせずに無謀な戦いをすれば、勝てないばかりか
   大敗して、将自身が敵の捕虜にされるであろう。



【15】
「 卒(そつ)、未(いま)だ親附(しんぷ)せざるに之を罰すれば
 服(ふく)せず、服せざれば則(すなわ)ち用い難きなり 」

⇒ まだ馴染んでいないのに、規律だけ厳しくしたのでは
   部下は心服しない。



【16】
「 卒(そつ)、己(すで)に親附(しんぷ)せるに罰行(おこな)わざれば、
 則(すなわ)ち用う可(べ)からざるなり 」

⇒ すでに馴染んでいるのに規律を厳しくしなければ、
   部下はワガママになって使いものにならなくなってしまう。



【17】
「 之に令するに文(ぶん)を以てし、
 之を斉(ととの)うるに武(ぶ)を以てす 」

⇒ まず法令や物の道理をよく教えてから、威力をもって
   これを守らせることが大切だ。

 『 社員教育 』



【18】
「 令、素(もと)より行われて、以て其の民(たみ)を
 教(おし)うれば則(すなわ)ち民服す 」

⇒ 平素から法令が公平適正に実施されていれば、
   命令が出されれば民衆は良く服従する。



【19】
「 令、素(もと)より行われずして、以て其の民(たみ)を
 教(おし)うれば則(すなわ)ち民服せず 」

⇒ 平素から法令が公平適正に実施されていなければ、
   いざという時に民衆は服従しない。



【20】
「 令、素(もと)より行わるるは、衆と相得るなり 」

⇒ 平素から法令が公平適正に実施されていてこそ、
   民衆の心をつかんで上下一体化できるのだ。



【21】
「 敵、近くして静かなるは、其の険を恃(たの)むなり 」

⇒ 我軍が近づいても少しも騒がない敵は、
   陣取りに自信があるからだ。



【22】
「 遠くして戦いを挑むは、人の進まんことを欲するなり 」

⇒ 我軍との距離が離れているのに敵が戦いを仕掛けて
   くるのは、我軍を誘い込もうとしているのだ。



【23】
「 其の居る所に易(やす)きは、利とするなり 」

⇒ 我軍の攻撃が容易な場所にわざわざ陣取る敵は
   囮部隊である。



【24】
「 利を見て進まざるは労(つか)れたるなり 」

⇒ 進めば有利なことが明白なのに進まないのは、
   敵兵は疲れているからだ。



【25】
「 旌旗(せいき)動くは乱るるなり 」

⇒ 敵陣ののぼりや旗がやたらに揺れ動くのは、
   内部が乱れているからだ。

 ( 目標や方針が度々変わるのは組織の
  秩序が乱れているからだ )



【26】
「 吏(り)の怒るは、倦(う)みたるなり 」

⇒ 幹部がやたらと部下を怒鳴り散らしているのは、
   組織が倦み疲れて士気が低下している証拠だ。







9章の行軍篇はここまでとなります。

主に心理的な部分についてが多かったですね、
次回の兵法は 「地形篇」 に移ります。
お楽しみに!





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ありがとうございます!;)

孫子の兵法-九変篇


 残暑が半端無いです、まだ普通に猛暑ですね。。

 涼しい部屋での勉強をオススメします 笑

 とういことで、今日は 「 孫子の兵法 」 第8章のまとめです!


〓 第8章 九変 〓 

 九変篇の概要

◆ 地形や状況に応じて臨機応変に対応する

  


【01】
「 𡉏地(ひち)には舎(やど)る無かれ 
(土へんに己)

⇒ 作戦行動が困難な場所には宿営してはならない




【0
「 衢地(くち)には交(まじ)わりを合わせよ 」

⇒ 諸国の勢力が錯綜する交通の要衝地域では
  外交交渉に力を入れよ。

  衢地(くち) = ターミナル のような意味



【03】
「 絶地(ぜっち)には留(とど)まる無かれ 」

⇒ 本国との連絡が取れない地には長く
  留まってはならない。



【04】
「 囲地(いち)には則(すなわ)ち謀(はか)れ 」

⇒ 囲地では包囲されないよう脱出する工夫をせよ。
  また、囲地で待ち受ける敵と戦う場合は、
  敵の意表をつく奇策を用いよ。

 『 事業で言うと、複雑に錯綜している事態のこそ
 奇策を謀れ 』



【05】
「 死地(しち)には則(すなわ)ち戦え  」

⇒ 絶対絶命となり、逃げ場の無い環境では
  ただ勇戦するのみだ。



【06】
「 塗(みち)に由(よ)らざる所あり、軍に撃たざる所あり、
 城に攻めざる所あり、地に争わざる所あり 」

⇒ むやみに進軍したり攻撃すれば良いというものではなく、
  合理的目標の設定が大切である。



【07】
「 君命にも受けざる所あり 」

⇒ トップの命令であっても、従うべきでない場合もある。

 社長の命令であっても、
 時として従うべきでない場合もある。(最終手段)



【08】
「 兵を治(おさ)むるに、九変の術を知らざれば五利を
 知ると雖(いえど)も、人の用を得ること能(あた)わず 」

⇒ 用兵に当たって、いくら知識を持っていても、現場で
  臨機応変に活かすことが出来なければ成果は得られない。

 ( リーダーは「戦いの九原則」の知識を有し、かつ現場で
  それを駆使できなければならない )



【09】
「 智者(ちしゃ)の慮(おもんばか)りは必ず利害を雑(まじ)う 」

⇒ 智者は必ず利益と損失の両面から物事を考える。

 一見得だというものの裏の損を考える。また逆に、
 一般的に損だと思われるものに実は得があると考える。



【10】
「 諸侯を屈するには害を以てし、諸侯を役(えき)するには
 業(ぎょう)を以てし、諸侯を趨(はし)らすには利を以てす 」

⇒ 諸侯を屈服させるには害を与えるといって脅迫し、
  諸侯をよく働かせるには充実感や名誉を感じさせ、
  諸侯を誘うには利益をかざせば良い。

   脅迫→圧力



【11】
「 諸侯を屈するには害を以てす 」

⇒ 諸侯を屈服させるには害を与えるといって
  脅迫すれば良い。



【12】
「 諸侯を役(えき)するには業(ぎょう)を以てす 」

⇒ 諸侯をよく働かせるには充実感や
  名誉を感じさせれば良い。



【13】
「 諸侯を趨(はし)らすには利を以てす 」

⇒ 諸侯を誘うには利益をかざせば良い。



【14】
「 其の来たらざるを恃(たの)むこと無く、吾れの以て
 待つ有ることを恃(たの)むなり 」

⇒ 敵が来襲しないことを期待するのではなく、敵がいつ
  来ても良いような備えを固めることが大切である。



【15】
「 将に五危(ごき)あり 」

⇒ 将として乗ぜられやすい資質の欠点に五つある。



【16】
「 必死(ひっし)は殺さる可(べ)きなり 」

⇒ 必死になる者は、大局的判断が出来ず犬死しやすい。

 『 命乞いしたり、嘆願したり、哀願したりすると
   相手に主導権を握られる。
 
   冷静さを失ってあせっているのは良くない 』



【17】
「 必生(ひつせい)は虜(とりこ)にさる可きなり 」

⇒ 生に執着する者は、臆病になって捕虜にされやすい。

  これも、『 主導権を握られる 』 ということ。



【18】
「 忿速(ふんそく)は侮(あなど)らる可きなり 」

⇒ 短気で怒りっぽい者は、挑発に乗り易く
  足元を見られやすい。



【19】
「 廉潔(れんけつ)は辱しめらる可きなり 」

⇒ 潔癖すぎる者は、面子にこだわり戦略を間違えやすい。




【20】
「 愛民(あいみん)は煩(わずらわ)さる可きなり 」

⇒ 情にもろい者は、優柔不断に陥りやすい。

 ( 優しすぎると社長を務められない
  冷酷さも持たなければならない )








九変篇はここまでとなります。

「 必死になる者は、大局的判断が出来ず犬死しやすい 」 とか
「 情にもろい者は、優柔不断に陥りやすい 」 とか、

かなりちくちく来ました 笑
わたくし、社長になれる器では無いですな。


次回の兵法は 「行軍篇」 に移ります。
お楽しみに!





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